ラン科 Orchidaceae

ヒトツボクロ (一つ黒子)
Tipularia japonica (Sw.) Matsum.

明るい林床に生育する多年草。1枚だけ葉をつける。葉は卵状楕円形,鋭尖頭,長さ3.5 - 7 cm,幅1.5 - 3 cm。表面は光沢のある深緑色で中肋が白く,葉柄、葉の裏面は紅紫色。花後,夏には落葉し,秋に再び出芽し冬は葉をつける。花茎は細く直立し,20 - 30 cm。下半部に2 - 3個の鞘状葉がある。上部に5 - 15個の黄緑色の小さな花をまばらに下向きに咲かす。萼片および側花弁は狭倒披針形,鈍頭,長さ4 mm。唇弁は倒卵形で長さ約3 mm,3裂し,中裂片は円頭,広線形で全縁,側裂片には細歯牙がある。距は淡紅紫色,長さ約5 mmで,下垂する。
花期:5 - 6月
分布:本州・四国・九州;朝鮮半島南部

6-4-20 福岡県

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6-2-13 佐賀県

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被子植物  生物