ビャクブ科 Stemonaceae

ヒメナベワリ(姫刮割)
Croomia japonica Miq.

山中の湿った林床の木陰にに生育する多年草。高さ約50 cm。葉は 5 - 9 (13) 個。茎葉は大きく,光沢がある。葉腋から3 - 5 cmの花茎をだして,黄緑色の花が1 - 4 個のぶらさがり,下向きに咲く。花は小型で,花被片は4個とも同形同大,長楕円形 - 狭卵状楕円形で長さ 4 - 5 mm,やや反曲し,縁が裏に巻き込む。内面は花糸と共に微細な乳頭状凸起がある。葯は橙色で,花柱は黒紫色を帯びる。
花期:4 - 5月
分布:本州(中国地方)・四国・九州,沖縄


4-17-22 龍頭泉, 長崎県東彼杵町

4-17-22 龍頭泉, 長崎県東彼杵町

4-17-22 龍頭泉, 長崎県東彼杵町

4-17-22 龍頭泉, 長崎県東彼杵町

4-17-22 龍頭泉, 長崎県東彼杵町

4-17-22 龍頭泉, 長崎県東彼杵町

5-17-15 安蔵寺山,島根県益田市

5-17-15 安蔵寺山,島根県益田市

5-5-15 南大隅,鹿児島県

5-5-15 南大隅,鹿児島県

被子植物  生物