ショウガ科 Zingiberaceae

ゲットウ(月桃)
Alpinia zerumbet (Pers.) B.L.Burtt et R.M.Sm.

クマタケランに似ているが,より大型の常緑多年草。地下茎は横に這い,処々に偽茎を立てる。偽茎は高さ2mほどになり,先端の方に互生するように大きな葉をつける。葉は長楕円形で光沢ある緑色。葉の縁と葉舌に毛が密生する。偽茎の先端から穂状花序を出す。花序は垂れ20 - 30 cm,中軸に褐色の毛がある。花は長さ 4 - 5 cm。苞は白色で先は赤色を帯び,長さ25 mm。花弁は厚みがあり,蝋細工のような光沢がある。唇弁は黄色で,中央に紅条があり,先は3裂する。さく果は卵球形で長さ20 mm内外,赤熟し,縦に肋があり有毛。
花期:5 - 7月 果期:9 - 10月
分布:九州南部(佐多岬・屋久島・種子島),琉球,小笠原;台湾・東南アジア
Alpinia ハナミョウガ属: アオノクマタケラン  クマタケラン  ゲットウ 


5-21-17 10:00 くがに岳 標高 140 m
沖縄県大宜味村

5-21-17 10:00 くがに岳 標高 140 m
沖縄県大宜味村

6-11-17 7:24 くがに岳 標高 160 m
沖縄県大宜味村

5-21-17 10:00 くがに岳 標高 140 m
沖縄県大宜味村


被子植物  生物