キク科 Compositae

コウヤボウキ(高野箒)
Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.

山地や丘陵地の日当たりのよいやや乾燥したところに生育する草本状の落葉小低木。高さ 60 - 100 cm。枝は細く,灰褐色で,よく枝分かれする。茎や葉に短毛がある。本年枝には長さ 1.5 - 3 cm,幅 0.7 - 1 cmの卵形の葉を互生し,頭花を1個先端につける。2年目以後の枝には花はつかず,各節に3 - 5 枚の細長く,長さ 4 - 6.5 cm,幅 1.5 - 2.5 cmの葉を束生する。頭花は本年枝の枝先に単生し,長さ 1.5 mmほどの小花13個ほどからなる。総苞は鐘形,長さ 8 - 14 mm,総苞片は7列,外片が小さく,内片が長い。白い花冠の先は5深裂し,反り返る。秋になると冠毛のついたそう果をつける。そう果は長さ約 7 mm,縦肋があり,白毛が密生する。冠毛は長さ 8 - 11 mm,白色から淡褐色になる。
花期:9 - 10月 別名:タマボウキ
分布:本州(関東地方以西)・四国・九州;中国
Pertya コウヤボウキ属: クルマバハグマ  コウヤボウキ  ツクシカシワバハグマ  ナガバノコウヤボウキ 


11-6-22 小豆島,香川県

11-6-22 小豆島,香川県

11-6-22 小豆島,香川県

11-6-22 小豆島,香川県

11-6-22 小豆島,香川県

11-6-22 小豆島,香川県

11-6-22 小豆島,香川県

11-6-22 小豆島,香川県
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