キク科 Compositae

コウスユキソウ(小薄雪草)
Leontopodium japonicum Miq. var. spathulatum (Kitam.) Murata

高山の乾いた礫地や岩の割れ目にはえる多年草。茎は叢生し,高さ約 10 cm。茎葉はへら形で長さ 10 - 20 mm,基部は無柄だが茎を抱かない。表面は緑色で多少綿毛があり,裏面は綿毛を密生する。頭花が茎頂または枝の先に数個密生する。茎頂に,上下面とも綿毛をかぶった白い葉が数枚ずつ放射状につき,その間に小さな頭花が少数ずつかたまる。総苞も白い綿毛をかぶる。 頭花に両性花をつける株と,雌花だけをつける株とがある。
花期:7 - 8月
分布:本州(奈良県)、四国(徳島県)、九州(宮崎県)
Leontopodium ウスユキソウ属: コウスユキソウ  ヒメウスユキソウ 


8-16-20 宮崎県五ヶ瀬町

8-16-20 宮崎県五ヶ瀬町

8-16-20 宮崎県五ヶ瀬町

8-16-20 宮崎県五ヶ瀬町
被子植物  生物