アカネ科 Rubiaceae

ソナレムグラ(磯馴葎)
Leptopetalum coreanum (H.Lév.) Naiki et Ohi-Toma var. coreanum  

海岸の岩の割れ目などに生育する常緑の多年草。高さ 5 - 20 cm。茎は基部から枝分かれし,直立または斜上し,全体毛はなく多肉質。葉は対生し,長さ 1 - 2.5 cm,幅 0.7 - 1.2 cmの長楕円形または倒卵形で,先は円く,縁はやや外側に曲がり,多肉質で光沢がある。托葉は小型の3角形で,先がとがる。上部の葉腋または枝先に,1個ずつ花をつけ,数個が群がって2出集散花序をつくる。萼は鐘形で4稜があり,萼裂片は3角状卵形で先は鈍く,長さ 1 - 1.5 mm。花冠は白色,筒状で長さ1.5 - 2 mm,先は4裂し,花喉に細毛がある。さく果は倒卵状球形,径4 mm,先に4個の萼裂片がある。
花期:8 - 9月
分布:本州・四国・九州, 琉球;台湾,朝鮮半島


9-23-23 屋久島,鹿児島県

9-23-23 屋久島,鹿児島県

9-23-23 屋久島,鹿児島県

9-23-23 屋久島,鹿児島県

9-23-23 屋久島,鹿児島県

9-23-23 屋久島,鹿児島県
被子植物  生物