アカネ科 Rubiaceae

サツマイナモリ(薩摩稲森)
Ophiorrhiza japonica Blume

林内に生育する多年草。高さ10 - 25 cm。茎には曲がった細毛がある。葉は対生し,長さ2 - 5 cm,卵形 - 楕円形で鋭尖頭。茎の先の集散花序に長さ1 - 1.5 cmの小花柄のある白花を数個 - 十数個つける。花冠は漏斗形で,内面に白毛があり,先は5裂する。異形花柱花で,花柱が長く花糸が短い花(長花柱花)をつけるものと,花柱が短く花糸が長い花(短花柱花)をつけるものがある。花の基部に線形の苞がある。
花期:12 - 5 月 別名:キダチイナモリソウ
分布:本州(関東,中部,近畿,中国)・四国・九州,沖縄


2-21-10 11:40 雁回山 標高 60 m
熊本県富合町木原

2-21-10 11:40 雁回山 標高 60 m
熊本県富合町木原
被子植物  生物