ハマウツボ科 Orobanchaceae

コシオガマ(小塩竈)
Phtheirospermum japonicum (Thunb.) Kanitz

日当たりのよい草地に生育する半寄生性の1年草。茎は直立してよく分枝,高さ高さ 20 - 60 cmになる。全体にやわらかい腺毛が密生する。葉は対生し,3角状卵形で羽状に深裂し,裂片はさらに不規則に裂け,ふぞろいなとがった鋸歯がある。枝の上部の葉腋ごとに1花をつける。萼は鐘形で5裂し,裂片のふちには鋸歯があり,やや密に腺毛が生える。花冠は淡紅紫色で,長さ 10 mm,幅 5 mm,太い筒形で上下2唇に分かれ,上唇はそり返って先端が浅く2裂する。下唇は横に広がって,浅く3裂する。下唇の中央裂片の2列の膨らみに白い毛が生え,内部に濃色の斑点がある。雄しべは4個,葯は白色,花糸は下部に毛がある。さく果は長さ約 1 cmで,腺毛がある。種子は長さ約 1 mm,楕円形で表面に網目紋がある。
花期: 9 - 10 月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,台湾,中国


11-8-20 高平山 標高 240 m,大分県佐伯市蒲江

11-8-20 高平山 標高 240 m,大分県佐伯市蒲江

11-8-20 高平山 標高 240 m,大分県佐伯市蒲江

11-8-20 高平山 標高 240 m,大分県佐伯市蒲江

11-8-20 高平山,大分県佐伯市蒲江

11-8-20 高平山,大分県佐伯市蒲江

11-17-19 志々伎山 長崎県平戸市

11-17-19 志々伎山 長崎県平戸市

11-17-19 志々伎山 長崎県平戸市

11-17-19 志々伎山 長崎県平戸市
被子植物  生物