ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae

トキワハゼ(常葉黄櫨)

Mazus pumilus (Burm.f.) Steenis

田圃の畦道,湿った草原,畑などに生育する1年草。茎は根元に集まり,葉の間から少数の枝を出し,草丈5-15 cm。匍匐茎は出さない。根元の葉は大きく対生し,上部のものは小さくなって互生する。葉は倒卵形で,浅い鋸歯がある。数本の花茎が出て,先に数個咲かせる。花は唇形に2裂し,上唇は紅紫色で浅く2裂し,下唇はわずかに紫色を帯びた白色で先が3裂する。下唇上には黄色と赤褐色の斑点がある。
花期:4 - 11月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮・中国・東南アジア・インド


5-10-09 15:42 熊ヶ畑山 標高 310 m
福岡県嘉麻市熊ヶ畑
  

5-10-09 15:42 熊ヶ畑山 標高 310 m
福岡県嘉麻市熊ヶ畑