キキョウ科 Campanulaceae

ヒナギキョウ(雛桔梗)
Wahlenbergia marginata (Thunb.) A.DC.

低山や道ばたの日当たりに生育する多年草。高さ 20 - 40 cm。茎は細く,まばらに分枝し,縦条がある。葉は互生し,下部の葉は長さ 2 - 4 cm,幅 3 - 8 mm,へら形または倒披針形で,ふちは白く,しばしば鈍い波状の鋸歯がある。上部の葉は線状披針形で少数。枝先に青紫色の花を上向きに1個ずつつける。約 20 cmほどの長い柄がある。萼裂片は披針形で長さ 2 - 3 mm。花冠は長さ 5 - 6 mmの漏斗状鐘形で,5深裂する。雄ずいは5個。雌ずいは1個。さく果は直立し,倒円錐形で長さ 6 - 8 mm。種子は褐色,楕円状卵形で多数ある。
花期:5 - 8月
分布:本州(関東地方以西)・四国・九州,沖縄,小笠原;朝鮮半島,中国,東南アジア,オーストラリア


4-17-22 立石の甌穴 標高 40 m,長崎県佐世保市吉井町

4-17-22 立石の甌穴 標高 40 m,長崎県佐世保市吉井町

4-17-22 立石の甌穴 標高 40 m,長崎県佐世保市吉井町

4-17-22 立石の甌穴 標高 40 m,長崎県佐世保市吉井町

4-17-22 立石の甌穴 標高 40 m,長崎県佐世保市吉井町

4-17-22 立石の甌穴 標高 40 m,長崎県佐世保市吉井町
被子植物  生物