キキョウ科 Campanulaceae

バアソブ(婆そぶ)
Codonopsis ussuriensis (Rupr. et Maxim.) Hemsl.

山野の林縁などにややまれに生育するつる性の多年草。ツルニンジンに似ているが,全体に小振りで,塊根は短く球形。全体に白毛を散生する。主茎の葉は互生し,披針形又は卵形,小さく,枝の先の葉は普通,3 - 5個,束生し,長さ 2.5 - 5 cmの卵形または卵状楕円形,葉裏は粉白色で白毛が密生する。花は長さ 2 - 2.5 cmのやや球形の鐘形で短枝の先に下垂する。苞は1個,小さく,披針形又は狭卵形。萼筒はその中間まで子房につき,半球形,萼裂片は長さ 1 - 1.5 cm。花冠の内側の上部は暗紫色,下半部に暗紫色の斑点がある。花糸は長さ3 - 5 mm,基部がわずかに広がる。葯は長さ 2 - 4 mm。 さく果は直径 1 - 1.5 cmで,光沢のある黒褐色の種子が入っている。種子には翼がない。
花期:7 - 8月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国(東北部),ウスリー,アムール
Codonopsis ツルニンジン属: ツルギキョウ  ツルニンジン  バアソブ 


8-27-22 阿蘇外輪山,熊本県

8-27-22 阿蘇外輪山,熊本県

8-27-22 阿蘇外輪山,熊本県

8-27-22 阿蘇外輪山,熊本県

8-27-22 阿蘇外輪山,熊本県

8-27-22 阿蘇外輪山,熊本県

8-27-22 阿蘇外輪山,熊本県

8-27-22 阿蘇外輪山,熊本県
被子植物  生物