シソ科 Labiatae

ヤマジオウ (山地黄)
Ajugoides humilis (Miq.) Makino

山地の林内に生育する多年草。地下茎は細くはい,茎は高さ 5 - 10 cmで,分枝せず,下向きの白毛がある。葉は倒卵形で2 - 3 対茎の上部に集まってつき,長さ 3-7 cm,幅 2- 5 cm,先は円く,あらい鋸歯があり,葉脈が深く,しわがあり,両面共に有毛。基部はくさび形で,葉柄はごく短い。茎の先端部の葉脇に唇形花を2 - 3個つける。萼は長さ 7 - 8 mm,10脈があって毛が多く,先は5浅裂する。花冠は淡紅色,長さ 15 - 18 mm,筒部は湾曲せず,下唇は 5 - 6 mm で開出する。細かい毛が密生し,内面の基部に毛環がある。雄ずいは4本で葯は無毛。分果は長さ約 2 mm,鋭い3稜がある。
花期:8 月
分布:本州(神奈川県以西)・四国・ 九州;在来種


8-13-06 五家原岳,長崎県

8-13-06 五家原岳,長崎県

8-13-06 五家原岳,長崎県

8-13-06 五家原岳,長崎県

7-23-21 野首嶽,鹿児島県南大隅町

7-23-21 野首嶽,鹿児島県南大隅町

7-23-21 野首嶽,鹿児島県南大隅町

7-23-21 野首嶽,鹿児島県南大隅町

7-15-19 野首嶽,鹿児島県南大隅町

7-15-19 野首嶽,鹿児島県南大隅町

7-24-16 車谷 福岡市

7-24-16 車谷 福岡市

7-24-16 車谷 福岡市

7-24-16 車谷 福岡市

8-15-13 車谷 福岡市

8-15-13 車谷 福岡市

被子植物  生物