シソ科 Labiatae

カキドオシ(垣通し)
Glechoma hederacea L. subsp. grandis (A.Gray) H.Hara

春に日が当たり、夏には日陰となるような野原や道端など生育する多年生の草本。草丈 約10 - 25 cm 葉は対生し,葉柄は長く,葉形は腎円形。長さ2 - 2.5 cm,幅2.5 - 3 cm。葉縁は鈍鋸歯。茎が立ち上がって葉腋に淡紫色の花が咲く。花は唇形花。下唇に紅紫色の斑紋がある。茎は花時には直立しているが,花が終わると倒れ,つる状なって地をはって伸び,節から根を出して広がる。葉を揉むと芳香がするが,悪臭と感じる人もいる。
花期:4 - 5 月 別名:カントリソウ(疳取り草)
分布:北海道・本州・四国・九州


4-4-10 16:19  遠目山  標高 350 m
長崎県大村市黒木町

4-4-10 16:19  遠目山  標高 350 m
長崎県大村市黒木町

被子植物  生物