シソ科 Labiatae

カイジンドウ(甲斐竜胆)
Ajuga ciliata Bunge var. villosior A.Gray ex Nakai

落葉樹林内や草原に生育する多年草。茎は直立し,高さは30 - 40 cm,基部は赤紫色を帯び,4本の縦稜がある。全体に多細胞の白毛が多い。葉は数対つき,茎下部の葉は小さく鱗片状。上部の葉は狭卵形で鈍頭,赤紫色を帯びることが多い。中部の葉は卵形 - 広卵形で短い柄があり,長さ3 - 8 cm,幅2 - 4.5 cm,縁にはまばらに粗い鈍鋸歯がある。茎の上部の穂状花序に2唇形の花を密に多数つける。萼は長さ約 6 mm,花冠は青紫色 - 紅紫色,長さ 10 - 12 mmの筒部があり,上唇は短い半円形の2裂片があり,下唇は上唇より長く,深く3裂し中央の裂片は大きい。分果は長さ約 2 mm。
花期:5 - 6月
分布:北海道・本州・九州
Ajuga キランソウ属: オウギカズラ  カイジンドウ  キランソウ  シロバナニシキゴロモ  セイヨウジュウニヒトエ  ニシキゴロモ  モモイロキランソウ 


5-15-22 大分県由布市

5-15-22 大分県由布市

5-15-22 大分県由布市

5-15-22 大分県由布市

5-3-21 大分県由布市

5-3-21 大分県由布市

被子植物  生物