リンドウ科 Gentianaceae

ミヤマリンドウ(深山竜胆)
Gentiana nipponica Maxim.

高山の日当たりのよい湿った草地や湿地のほか,ハイマツ低木林の林縁部などに生育する多年草。茎の基部は地をはって延びよく分枝し,途中から立ち上がる。草丈は5-10 cm。葉は長さ1 - 1.5 cm,幅約5 mm,卵状長楕円形で,厚みと光沢があり,無柄で対生する。茎の先に2 cm前後の筒状鐘形で青紫色の花をつける。花は太陽が出ていないと開かない。花冠の先は5裂し,各裂片の間により短い5枚の副裂片がつく。副片は直立または開出し,花冠の内側を塞がない。 花期:7月 - 9月  日本の固有種 分布:北海道・本州(中部以北)
Gentiana リンドウ属の花: エゾオヤマリンドウ  クモイリンドウ  トウヤクリンドウ  ハルリンドウ  フデリンドウ  リシリリンドウ  リンドウ 


8-5-07 9:41 大雪山白雲岳 標高 2190 m
北海道上川町

8-5-07 9:41 大雪山白雲岳 標高 2190 m
北海道上川町

8-14-10 14:02 ニペソツ山 標高 1600 m
北海道河東郡上士幌町

8-14-10 14:02 ニペソツ山 標高 1600 m
北海道河東郡上士幌町

被子植物  生物