セリ科 Umbelliferae

カワラボウフウ(河原防風)
Kitagawia terebinthacea (Fisch. ex Trevir.) Pimenov

山野の日当りのよい草地や岩場に生育する多年草。茎は無毛で直立し,上部は分枝する。高さ30 - 90 cmになる。葉は1 - 3回羽状に細裂し,無毛で鋸歯はとがり,羽片の基部はくさび形に羽軸に沿下し,狭い翼をつくる。大きい散形花序を数個つける。小花の花弁は白色で内側に曲がる。小総苞片は多数。総苞片はないか,あっても少ない。葉鞘はふくらまない。果実は広楕円形。
花期:8 - 10月    別名:シラカワボウフウ,ヤマニンジン
分布:北海道・本州・四国・九州;シベリア東部,アムール,ウスリー,千島,サハリン;朝鮮半島,中国大陸
Kitagawia Kitagawia属:カワラボウフウ
Peucedanum カワラボウフウ属: ハクサンボウフウ  ボタンボウフウ 


8-26-07 羅臼岳 標高 485 m,北海道斜里町

8-26-07 羅臼岳 標高 485 m,北海道斜里町

8-26-07 羅臼岳 標高 650 m,北海道斜里町

8-26-07 羅臼岳 標高 650 m,北海道斜里町

被子植物  生物