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ヒナノカンザシ（雛の簪） |
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日当たりのよい湿地に生育する１年草。茎は細く，直立して高さ 6 - 25 cm，４本の隆起条があり，根元近くで数本に分枝することがある。葉はまばらに互生し，長楕円形で長さ3 - 8 mm，全縁で，ほとんど無柄。花は細長い穂状花序につき，長さ 1 - 2 mm，花柄はない。萼片は５個，披針形で長さ約 1 mm，うち２個はやや大きい。花弁は3個，基部は白色で先は紅紫色，下方の1個は側方の2個よりも長く，雄ずい筒と合着する。雄ずいは４個，花糸は筒状に合着する。さく果は扁平で腎形，径約2 mm，縁に数個の小刺毛があり，種子が2個入る。種子は卵形 - 楕円形，黒色，長さ約 0.6 mm。 花期：８ - ９月 分布：本州・四国・九州；朝鮮半島南部，台湾，フィリピン，マレーシア，インド，オーストラリア |
 10-9-22 宮崎県 |
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