ノボタン(野牡丹)
Melastoma candidum D.Don     ノボタン科 Melastomataceae

日当たりのよい草地や林縁に生育する常緑低木。高さ1 - 1.5m。葉は対生し,葉身は長さ 5 - 12 cm,幅2 - 6 cm。卵形 - 卵状長楕円形で全縁,先端は尖り,基部はやや丸い。5 - 7個の特徴的な平行脈がある。両面に白い毛が密生し,脈上や葉柄には淡褐色の鱗片状の剛毛が混じる。花は枝先に数個,密集して咲く。直径 6 - 8 cm。花弁は紅紫色で5個。雄ずいは10個で長短がある。長雄ずいの葯は紫色,短雄ずいの葯は黄色。花柱は1個。萼片は5個で,萼筒は広い壺状。果実は直径1 - 1.5 cmの球形の液果。熟すと不規則に割れる。種子は長さ 1 mm以下。
花期:5 - 8月 方言名:ハンキタ−
分布:南西諸島(奄美大島以南);中国南部,台湾,東南アジア


6-11-17 沖縄本島北部

6-11-17 沖縄本島北部

5-21-17 沖縄本島北部

5-21-17 沖縄本島北部

1-1-17 沖縄本島北部

1-1-17 沖縄本島北部

1-1-17 沖縄本島北部
 
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