マメ科 Fabaceae

クララ(苦参,眩草)
Sophora flavescens Aiton       

日当たりのよい山麓や草地,川原などに生育する多年草。高さ50-150 cm。茎は基部が木質化する。葉は互生し,奇数羽状複葉で長さ15 - 25 cm。小葉は7 - 20対あり,長さ2 - 4 cmの長楕円形,葉先は鋭尖頭。葉縁は全縁。小葉は両面有毛,表面の毛は疎で,裏面の毛がは多い。葉は夕方には閉じる。茎の先や枝先に20 - 25 cmの総状花序を出し,淡黄色の蝶形花を多数開く。花の長さは1.5 - 1.8 cm。萼は鐘形で5浅裂する。果実は長さ7 - 8 cmの円柱形の豆果,種子は4 - 5個。オオルリシジミの食草。根は,苦参(くじん)という生薬である。全草有毒であり,根の部分が特に毒性が強い。ルピナンアルカロイドのマトリンを含む。
花期:6 - 7月  英名:Shrubby sophora
分布:本州・四国・九州;朝鮮半島,中国


6-8-14 12:10 龍護峰 標高 320 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 12:10 龍護峰 標高 320 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 12:10 龍護峰 標高 320 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 12:10 龍護峰 標高 320 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 13:06 龍護峰 標高 406 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

6-8-14 13:06 龍護峰 標高 406 m
山口県美祢市秋芳町秋吉

被子植物  生物