マメ科 Fabaceae

ハマナタマメ(浜鉈豆)
Canavalia lineata (Thunb.) DC.

主に熱帯から亜熱帯の海岸に生育するつる性の多年草。地下茎が地中を長く伸びるほか,茎も丈夫で広い面積を覆う。葉は3出複葉で,小葉は少し黄色味を帯び,質は厚く,光沢がある。広倒卵形で約10cm。花は葉腋から長い柄を出し,総状に薄桃色の花を多数つける。蝶形花は3cm程あり,花は垂れ下がり,逆さまになり,旗弁が下になる。萼は先が5裂,上側の2裂片と下側の3裂片に分れるが上側裂片は合着する。豆果は大きいものでは長さ10cm以上になる。種子は約1cm,形はソラマメにも似ており,さやの中には5粒ほど実っている。よく実った種子の表面は非常に固い。
花期:6 - 8 月
分布:本州(太平洋側は千葉県以西,日本海側は山形県以西)・四国・九州・南西諸島・小笠原諸島


8-9-21 福岡県

8-9-21 福岡県

8-9-21 福岡県

8-9-21 福岡県

9-18-05 14:09 頴娃町長崎 太平洋岸崖上 標高 5 m
鹿児島県頴娃町長崎

9-18-05 14:09 頴娃町長崎 太平洋岸崖上 標高 5 m
鹿児島県頴娃町長崎

被子植物  生物