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コゴメウツギ（小米空木） |
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山地に生育する落葉低木。高さ 1 - 2 mになる。叢生し，主幹の先端は下に垂れる。樹皮は灰褐色。若枝は紅褐色，軟毛がある。葉は互生し，長さ2 - 6 cm，幅 1.5 - 3.5 cm，３角状広卵形で，基部は心形または切形，羽状に中裂またはやや浅裂し，先は尾状に伸びてとがり，重鋸歯があり，表面はやや無毛，裏面には 5 - 7 対の側脈があり，脈上には軟毛がある。葉柄は長さ3 - 7 mm，軟毛を密生する。本年枝の先端または葉腋から円錐状または散房状の花序をだし，径4 - 5 mmの白色の5弁花を多数咲かせる。苞は狭長卵形で，早落する。萼筒は浅い杯状で，両面に軟毛があり，萼裂片は５個で卵円形，鈍頭，縁に細鋸歯と縁毛があり，長さ約 2 mm。花弁は５個でへら形，萼裂片より長い。雄ずいは10個で，花弁より短い。雌ずいは1個で直立し，子房に軟毛がある。果実は袋果，長さ2 - 3 mmの球形で，表面に軟毛がある。 9 - 10 月に熟す。種子は直径約1.5 mm，広倒卵形。 花期：5 - 6月 分布：北海道（日高地方）・本州・四国・九州；朝鮮半島，中国，台湾 |
 6-15-14 吉和冠山 標高 1180 m，広島県廿日市市 |
 6-15-14 吉和冠山 標高 1180 m，広島県廿日市市 |
 6-18-17 指山 標高 1150 m，大分県九重町 |
 6-18-17 指山 標高 1150 m，大分県九重町 |