バラ科 Rosaceae

ホソバシャリンバイ(細葉車輪梅)
Rhaphiolepis indica (L.) Lindl. var. liukiuensis (Koidz.) Kitam.

海岸 - 山地林内に生育する常緑低木 - 小高木。幹は直立して上方で分岐し,高さ 1 - 5 m。葉は互生し,倒披針形 - 狭長楕円形,長さ 5 - 10 cm,幅1 - 3 cm,先は鋭頭 - やや鈍,基部は鋭形 - 円形,縁はやや波状の鋸歯があり,質は革質で光沢があり,両面無毛。葉柄は長さ0.5 - 2 cm。枝先の5 - 15 cmの円錐 - 総状花序に花を多数つける。萼は細い漏斗状,長さ7 - 9 mm,萼片は卵状三角形でやや鋭頭,長さ4 - 5 mm。花弁は白色,長さ10 - 13 mm,幅5 - 8 mmの倒卵形,基部はやや長く爪状になり,先端は丸く,しばしば歯牙がある。花序や萼には褐色の軟毛を密生する。果実は直径 8 - 12 mmの球形で,秋に黒紫色に熟す。
花期:2 - 6月上旬
分布:九州(奄美大島以南),沖縄
Rhaphiolepis シャリンバイ属: シャリンバイ  ホソバシャリンバイ 


3-18-18 名護岳,沖縄県

3-18-18 名護岳,沖縄県

3-18-18 名護岳,沖縄県

3-18-18 名護岳,沖縄県

被子植物  生物