バラ科 Rosaceae

ヒメキンミズヒキ(姫金水引)
Agrimonia nipponica Koidz.   

山地,丘陵地の林下または渓流沿いなどに生育する多年草。草丈は低く,高さ40〜80cm。茎は細く,まばらに分枝し,枝もまた細い。葉は3〜5小葉の羽状複葉。小葉は薄く,楕円形〜倒卵形で,鈍鋸歯がある。葉裏の腺点は少ない。花穂は細く,花をまばらにつける。花は直径約5 mm。花弁は5枚,黄色,長楕円形で幅狭く,長さ 3 - 4 mm,幅 1 - 1.2 mm。萼筒は倒円錐形で,萼裂片はそり返る。伏毛が多い。果時の萼筒も小さい。雄蕊は少なく,5 - 8本。
花期:8 - 9月
分布:北海道(西部・南部)・本州・四国,九州;済州島
Agrimonia キンミズヒキ属: キンミズヒキ  ヒメキンミズヒキ 


8-21-16 10:40 岳切渓谷 標高 380 m
大分県宇佐市院内町田所

8-21-16 10:40 岳切渓谷 標高 380 m
大分県宇佐市院内町田所

被子植物  生物