サクラソウ科 Primulaceae

サクラソウ (桜草)
Primula sieboldii E.Morren  

山麓や川岸の湿気の多い野原に生育する多年草。早春に葉を展開し,春に開花・結実し,初夏には種子を散布し地上部が枯れる。根茎は太く短く,全体に白色の縮れた長毛がある。2-6枚の葉が根生する。葉身は長卵形または卵状長楕円形で,長さ 4-10 cm,幅 3-6 cm,先は鈍く,基部は浅い心形,縁に重歯牙があり,表面に著しいしわがある。葉には葉身の 1- 4倍の長い柄がある。展葉と同時に葉の間から15-40 cmの花茎を直立させ,頂端に7-20個の花を散形につける。苞は狭披針形。小花柄は長さ5-15 mm,果時には20-35 mmとなる。萼は緑色で無毛,筒状で長さ8-10 mm,5中裂し,裂片は披針形。花冠は径 2 - 3 cm,紅紫色で花喉部は白く,深く5裂し,筒部は長さ 10-13 mm。長花柱花と短花柱花の2型がある。雄しべは5個で花筒の中部,または上部に合着する。果実は直径3-5 mmの扁球形のさく果。
花期:4-5月  英名:Primrose
分布:北海道(南部)・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国(東北),シベリア東部
Primula サクラソウ属の花: エゾコザクラ  イワザクラ  クリンソウ  サクラソウ  シコクカッコソウ  ヒナザクラ 


4-27-19 由布岳山麓・大分県

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被子植物  生物