サクラソウ科 Primulaceae

ホザキザクラ(穂咲桜)
Stimpsonia chamaedryoides C.Wright ex A.Gray  

丘陵地の日当たりの良い草地に生える1年草。根ぎわに束生する葉の中央から直立する茎を出す。茎は高さ 3 - 16 cm。全体に腺毛がはえる。根生葉は卵形 - 楕円形,長さ1 - 2 cm。先は鈍頭 - 円頭,基部は鈍形 - 円形,縁には不揃いの鈍鋸歯があり,両面有毛。葉柄は長さ3 - 10 mm。茎葉は卵形 - 卵状楕円形で無柄。下部の葉は柄があり,葉身は卵形または楕円形で鈍鋸歯があり,長さ1 - 2 cm,幅 0.7 - 1.2 cm。上部の葉は小型で卵円形,無柄,やや重複する歯牙がある。葉状の苞の腋ごとに1花をつける。茎の上部のに 2 - 10個の花をまばらに総状につける。萼は長さ 2 - 3 mmで5全裂し,裂片は線状長楕円形で,鈍頭。花冠は白色の筒状の杯形で,径 4 - 5 mm,5中裂し,裂片は楕円形で先は少し凹む。雄ずいは5本で花筒につく。花糸は短い糸状。さく果は球形で基部まで5裂する。種子は小さく多数。
花期:3月(屋久島,奄美大島,沖縄)5 - 6月(山口県)
分布:本州(山口県),屋久島,奄美大島,沖縄;台湾,中国(南部)


6-18-23 山口県

6-18-23 山口県

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