アブラナ科 Brassicaceae

ハナナズナ(花薺)
Stevenia maximowiczii (Palib.) D.A.German et Al-Shehbaz    

明るい岩礫地に生育する越年草。茎は高さ 20 - 60 cm,星状毛を密布し,中部以上はよく分枝し,枝は開出する。葉は倒卵形 - 広披針形,無柄または短い柄があり,長さ1.5 - 3.5 cm,幅 5 - 13 mm,先は鈍頭で先端は小さく尖り,全縁,基部はくさび形,両面に星状毛がある。花は総状花序となる。萼片は線形,長さ約 2.5 mm。花弁は淡紅紫色,長楕円状へら形,長さ 3 - 4 mm。内側の長い雄蕊の花糸は基部が広がる。花柱は長さ 2 mm。長角果は無柄,円柱形で星状毛があり,先は細まり,果被片に3脈がある。種子は長楕円形長さ 1 mm。
花期:7 - 9月
分布:本州(中国地方),対馬;朝鮮半島,中国東北部


7-23-23 広島市植物公園(植栽),広島市

7-23-23 広島市植物公園(植栽),広島市

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