ウリ科 Cucurbitaceae

キカラスウリ(黄烏瓜)
Trichosanthes kirilowii Maxim. var. japonica (Miq.) Kitam. 

やぶなどに生育する蔓性多年草。雌雄異株。巻ひげは先が2 - 5本に分かれる。葉は互生し,葉身は卵心形または腎心形で3 - 5裂する。長さ,幅ともに6 - 10 cm。葉の表面は光沢がある。葉腋に白色の雌花をつける。花冠は直径7 - 10 cm,筒状で先端は5弁に分かれる。裂片の先は広がり,その先端は長く糸状になって伸び,レース状に広がる。花は夕方から咲き始め,翌日の午前中に萎む。雄花は穂状に数個つく。果実は約10 cmの卵型形状で,晩秋に熟して黄色になる。地下部に太い塊茎があり,大量のデンプン(天瓜粉)を蓄えている。
花期:7 - 9月
分布:北海道(奥尻島)・本州・四国・九州


8-9-20 大分県竹田市

8-9-20 大分県竹田市

7-5-09 10:36 広川SA 標高 55 m
福岡県八女郡広川町

7-5-09 10:36 広川SA 標高 55 m
福岡県八女郡広川町

8-13-13 8:30 福智山・七重の滝登山道 標高 160 m
福岡県北九州市小倉南区道原

8-13-13 8:30 福智山・七重の滝登山道 標高 160 m
福岡県北九州市小倉南区道原
被子植物  生物