チョクザキミズ(杯咲きみず) |
山地の渓谷などの水しぶきがかかるような場所に生育する1年草。高さ 20 - 40 cm。茎は柔らかく,よく分枝して横に広がる。葉は対生し,卵形 - 長卵形で,長さ3 - 8 cm,幅1 - 5 cm,先は尾状,縁には鋸歯がある。対生の葉は大小不同。雌雄同株。雄花は葉腋に長さ 3 - 6 cmの花柄を出し,先端に径10 - 15mmの 球形の花序をつける。雌花は葉腋に付き,花後に花柄が伸びる花序の様子か ら杯(チョク)咲き」の名がある。 花期:8 - 11月 分布:九州(熊本県,大分県,宮崎県) |