マンサク科 Hamamelidaceae

トキワマンサク(常磐満作)
Loropetalum chinense (R.Br.) Oliv.

暖地の山地に生育する常緑小高木。高さ 3 - 6 m。よく分枝し,若い枝には淡褐色の星状毛が密生する。樹皮は黒褐色。葉は互生し,葉身は長さ 2 - 6 cm,幅 1 - 3 cm の楕円形 - 卵状長楕円形,左右不相称,全縁,やや厚く,光沢があり,両面に星状毛が生え,裏面脈上や葉柄には密生する。葉柄は長さ2 - 4 mm。花は枝先に総状 - やや頭状の花序となり,3 - 8個の両性花をつけ,葉が展開する前に開花する。苞や花柄に星状毛がある。萼筒は鐘形,緑白色で,萼片は長さ約 2 mm,狭卵形で先は鈍く,外面には星状毛がある。花弁は4個,白色 - 淡黄色,広線形で長さ1.5 - 2 cm,先は鈍形 - 円形。雄ずいは4 - 5個,花糸は長さ0.4 - 0.5 mm。葯は長さ0.5 - 0.6 mmの卵形。雄ずいに対生して仮雄ずいがある。花柱はごく短く2裂する。さく果は長さ約 7 mmの卵球形,熟すと2裂し,2個の種子を出す。
花期:4 - 5月  英語名:Chinese fringe-flower
分布:本州(静岡県湖西市,三重県伊勢市),九州(熊本県荒尾市);台湾,中国大陸中南部,ヒマラヤ東部


4-13-24 熊本県荒尾市

4-13-24 熊本県荒尾市

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4-13-24 熊本県荒尾市

4-13-24 熊本県荒尾市

4-13-24 熊本県荒尾市

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