キンポウゲ科 Ranunculaceae

リュウキンカ(立金花)
Caltha palustris L. var. nipponica H.Hara

湿地,水辺などに生育する多年草。根は白色でひげ状。全体に無毛。茎は中空で直立し,高さ 30 - 50 cm。根出葉は長い葉柄があり,心円形 - 腎円形,基部は深くへこみ,長さ,幅とも 3 - 10 cm,縁は浅鋸歯。茎上部に少数の茎葉をつける。茎葉は短い柄があるか,またはほぼ無柄,形状は根出葉に似るが小型。茎頂および茎葉腋に1個ずつ径 2.5 - 3 cmの黄色花をつける。花弁はなく,萼片は 5 - 7個,黄金色,裏面は緑色を帯び,卵円形,長さ 13 - 16 mm。雄ずいは多数。雌ずいは4 - 12個,花柱は長さ1 - 2 mm。袋果は 4 - 12個,放射状につき,熟すと裂開する。
花期:5 - 7月
分布:本州・九州;朝鮮半島
Caltha リュウキンカ属: エゾノリュウキンカ  リュウキンカ 


5-8-22 1阿蘇外輪山,熊本県

5-8-22 1阿蘇外輪山,熊本県

5-8-22 1阿蘇外輪山,熊本県

5-8-22 1阿蘇外輪山,熊本県
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