クサスギカズラ科 Asparagaceae

キチジョウソウ(吉祥草)
Reineckea carnea (Andrews) Kunth

山林下のやや湿り気のある日陰に生育する多年草。地下茎がよく発達し,長くはう。葉は根生して束生し,線形,鋭尖頭,無柄で,両面無毛,10 - 30 cm,幅1.2 cm。葉の間から高さ8 - 13 cmの花茎が伸び,淡紅色の花が穂状につく。花被はやや肉質で,長さ8 - 10 mm,中部まで筒状に合わさり,6深裂し,裂片は狭長楕円形で,反り返る。雄蕊は花被片より少し短く,葯は長楕円形で長さ 2 mm,花糸よりはるかに短い。花柱は花被片よりも長く無毛で,柱頭は3浅裂。径6 - 9 mmの球形で紅紫色の液果をつける。(旧ユリ科)
花期:9 - 10月
分布:本州(関東以西)・四国・九州,中国


10-31-15 13:51八面山 標高 300 m
大分県中津市本耶馬渓町東屋形

10-31-15 13:51八面山 標高 300 m
大分県中津市本耶馬渓町東屋形

10-31-15 13:51八面山 標高 300 m
大分県中津市本耶馬渓町東屋形

10-31-15 13:51八面山 標高 300 m
大分県中津市本耶馬渓町東屋形

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