トンボ 目(蜻蛉目)Orthoptera

リュウキュウハグロトンボ
Matrona basilaris japonica Foerster  カワトンボ科 Calopterygidae

山間の樹林内の渓流近辺に生息する。体色は緑色で金属光沢がある。雄の腹部末端部には黄色の部分がある。♀の腹部は黒褐色。雄の翅は黒色で根元付近は青色。沖縄本島型の雄は翅の青色に輝く部分が,奄美大島型の約半分。雌の翅は一様に褐色で,前後の翅ともに先端近くの前縁に白色の偽縁紋がある。
腹長:♂ 48 - 55 mm,♀ 44 - 53 mm; 後翅長:♂ 35 - 41 mm,♀38 - 45 mm
成虫出現時期:2 - 12 月
分布:奄美大島,徳之島,沖縄島,渡嘉敷島:基亜種の分布:台湾,中国南部


♂ 9-16-18 沖縄本島北部

♀ 9-16-18 沖縄本島北部

♀ 9-16-18 沖縄本島北部

♀ 9-16-18 沖縄本島北部

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