チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera

コジャノメ(小蛇目)
Mycalesis francisca Stoll     ジャノメチョウ亜科 Satyrinae,タテハチョウ科 Nymphalidae

翅の裏面に白い帯と目玉模様を持つ,茶灰色のジャノメチョウ亜科のチョウ。雑木林の縁の草藪や林内で見られる。飛び方はゆるやかで,すぐに葉上などにとまる。暗い所を好み,花には見向きもせず,腐果や獣糞など地面の汚物などにやって来ることが多く,樹液に来ることもある。翅裏の地色が濃く,白色帯がやや紫藍色がかる。後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数は4つ。
前翅長:20 - 30 mm 発生時期:5 - 9月(年2化)幼虫で越冬。
食草:アシボソ,チジミザサ,ススキなど
分布:本州(東北南部以南)・四国・九州;朝鮮半島,台湾,中国,東南アジア


6-7-09 13:41 大岡山 標高 760 m
島根県鹿足郡吉賀町広石
 

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