チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera

コヒオドシ(小緋縅)
Aglais urticaeLinnaeus, 1758   タテハチョウ亜科 Nymphalinae,タテハチョウ科 Nymphalidae

翅表は地色が橙赤色、基部は黒色、前翅に幅広い黒条がある。裏面は前翅が明るい黄褐色、後翅は黒褐色。成虫で冬を越す。発生地は亜高山帯の樹林内が主で、羽化後すぐに高山帯へ移動する。多くの高山植物の蜜を吸う。一部は高山帯で越冬する。
前翅長:23-30 mm。年1回、6 月下旬 - 7 月に羽化、8 月に多い。
食草:イラクサ科のホソバイラクサ、エゾイラクサ
幼虫:体長40 mm。地色は黒色、黄白色の縦縞をもつ。
分布:北海道・本州中部山岳地帯


8-20-06 10:33 斜里岳 標高 1470 m
北海道清里町

8-20-06 10:33 斜里岳 標高 1470 m
北海道清里町

8-5-07 9:49 大雪山白雲岳 標高 2180 m
北海道上川町

8-5-07 12:37 赤岳 標高 1830 m
北海道上川町

8-14-10 10:49 ニペソツ山 標高 1890 m
ナガバキタアザミ花上,北海道河東郡上士幌町

8-14-10 10:49 ニペソツ山 標高 1890 m
ナガバキタアザミ花上,北海道河東郡上士幌町

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