チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera

アオスジアゲハ(青条揚羽)
Graphium sarpedon Linnaeus, 1758   アゲハチョウ科 Papilionidae

公園、神社の街路樹に生息するチョウ。都市周辺でもよく見られる。翅は黒色で,前翅と後翅に青緑色の帯が一本入っている。飛び方は敏捷で飛翔力が高く,樹木や花のまわりをめまぐるしく飛び回る。静止時には通常,翅を閉じて止まることが多い。雄は水辺に吸水集団を形成し,湿った地面で吸水することも多い。幼虫や蛹は緑色で形状もクスノキの葉に似せている。葉に蛹を形成する。
前翅長:32-45 mm
発生時期:5 - 9 月(年3-4回発生) 越冬態:蛹
食草:クスノキ科植物(クスノキ,タブノキ,シロダモ,ヤブニッケイなど)
分布:本州(東北地方南部以南)・四国・九州,沖縄;亜種が東アジア,東南アジア,オーストラリア北部の広い範囲に生息


7-20-14 14:01 万倉の大岩郷 標高 330 m
山口県美祢市伊佐町奥万倉

7-20-14 14:01 万倉の大岩郷 標高 330 m
山口県美祢市伊佐町奥万倉

昆虫  生物