スズメ目 Passeriformes

シジュウカラ(四十雀)

Parus major (Linnaeus, 1758) シジュウカラ科 Paridae

森林,農耕地,市街地などにすむ留鳥。全長約14.5 cm。雄は首から上が黒く,頬は白い。上背は緑黄色で背は青灰色。雨覆と風切は灰青色。体下面は白色。喉から下尾筒までの中央部分は黒い。この黒線は雄のほうが太い。雌は喉の黒い縦線は細め。おもに昆虫を食べるが,秋から冬には木の実なども食べる。樹洞などに巣をつくる。造巣はメス,またその後の抱卵もメスだけが行う。基礎部分はコケを積み上げ,その上に獣毛,草本,針葉樹の樹皮,あるいは人工物では毛糸,タバコのフィルター,ヒトの髪の毛等で産座をつくる。メスは初卵日の少なくとも前日には,巣で就塒する。一腹卵数には変異が多く,統計的に産卵時期が遅くなるほど,産卵数が減少する。3〜7月にはなわばりを形成して単独もしくはつがいで過ごすが,それ以降は数羽から十数羽の群で行動することが多い。
鳴き方:ツーピーツーピー,ツツピーツツピー 英語名:Great Tit
分布:北海道・本州・四国・九州(日本全土)


4-26-09 10:57 桧山 標高 1290 m
大分県佐伯市宇目・宮崎県日之影町見立

4-26-09 10:57 桧山 標高 1290 m
大分県佐伯市宇目・宮崎県日之影町見立
4-26-09 10:54 桧山 標高 1290 m












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