スズメ目 Passeriformes

ギンザンマシコ(銀山猿子)
Pinicola enucleator Linnaeus, 1758     アトリ科 Fringillidae

高山帯や針葉樹林に生息する。夏季はハイマツ帯で繁殖。冬季になると標高の低い場所へ移動し 小規模の群れを形成し,平地から山地の針葉樹林や市街地の街路樹でも見られる。体長 20-22cm。腹部の羽毛は灰色。翼と尾は黒褐色で,羽縁は淡色。雄は全身が赤い羽毛で覆われる。雌は全身が黄褐色の羽毛で覆われる。食性は雑食で昆虫類,木の葉,果実等を食べる。ハイマツ等の樹上に枯枝を組み合わせた皿状の巣を作り,日本では5-6月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵し,抱卵期間は13-14日。雛は孵化してから約14日で巣立つ。
鳴き方:地鳴き「ジュ,ビュ」,さえずり「ピュイーピュイーピュヨ ピュヨ ピュヨ」「ピュルピュルピュロルリリ」
英名:Pine grosbeak
分布:北海道で冬鳥。大雪山系で少数が繁殖。北半球の高緯度地域で留鳥。


8-14-14 11:01 糠平富士山頂 標高 1830 m
北海道河東郡上士幌町幌加

8-14-14 11:01 糠平富士山頂 標高 1830 m
北海道河東郡上士幌町幌加

8-14-14 11:01 糠平富士山頂 標高 1830 m
北海道河東郡上士幌町幌加

8-14-14 11:01 糠平富士山頂 標高 1830 m
北海道河東郡上士幌町幌加

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